ご挨拶

第17回九州ハンドセラピィ研究会学術集会開催にあたって

第17回九州ハンドセラピィ研究会学術集会

大会長 髙島 広樹

(聖マリア病院 リハビリテーション室)


 このたび,2026年1月31日(土)に第17回九州ハンドセラピィ研究会学術集会を久留米シティプラザ(久留米市)にて開催させていただきます.久留米市での開催は第6回九州ハンドセラピィ研究会学術集会(岡大樹 学術集会長)以来11年ぶりとなります.本会開催にあたりましては,第47回九州手外科研究会会長の吉田史郎先生(久留米大学 整形外科)をはじめ,九州手外科研究会の諸先生方の多大なるご高配,ご支援を賜り,同日,同会場にて共催させていただきますことに心より感謝申し上げます.


 本学術集会のテーマは「外傷手のハンドセラピィの伝承~繋ぐのは想い~」といたしました.私たちが外傷手に対して精巧なハンドセラピィを提供できるのは,先人の膨大な努力の積み重ねや研鑽があり,それを今まで伝承されてきたからこそだと考えております.またサブテーマの「~繋ぐのは想い~」には,「セラピィ技術や知識を後世に繋ぐ=伝承」に加え,「一人の対象者に対して,手外科医を始めとする各専門職や家族,学校や職場などと連携する=繋ぐ」,さらには「Useful handを再獲得してほしい」という私たち医療従事者の想いを意味しております.本学術集会が,今後も継続的にハンドセラピィを発展させ,後世に引き継いでいくための一助になることを祈っております.


 本学術集会では特別講演や教育講演,実技セミナー,シンポジウム,一般演題などを通して参加者の皆様と活発な討議や交流を重ねたいと存じます.

 本学術集会が参加者の皆様にとって実り多きものとなりますよう実行委員一同,誠心誠意準備を進めて参ります.ぜひ,久留米に足をお運びいただき,多くの皆様とお会い出来ますことを楽しみにお待ちしております.
 何卒,ご支援,ご高配賜りますようお願い申し上げます.